四国にある徳島県上勝町(かみかつちょう)は、人口約1400人、高齢化率50%を超える四国で一番小さな町です。徳島県のほぼ中央に位置し、徳島市からは約1時間の山あいにあります。
地形は平地が少なく急峻で大規模農業には向いていませんが、山あいの地形・冷涼な気候、高齢者の知恵があり「あしらい(葉っぱ)」生産には最適な場所でした。
平均年齢約70歳の生産者が参加し、年間を通じ季節に応じた商品を300種以上生産しています。高齢者や女性達に仕事ができたことで出番と役割が生まれ、町の雰囲気も明るくなりました。「忙しゅうて、病気になっとれんわ!」というおばあちゃんもいます。