あしらい
縁起の良い3品を厳選!
お正月にピッタリのあしらいをお家で。
● 縁起が良い!あしらい(葉っぱ)の意味知ってますか?
な ん て ん
南 天

お正月をはじめ、祝い事には欠かせない葉っぱ。「難を転ずる」といういわれがある。また、赤い実をたくさん付ける事もおめでたいとされる。

内祝いなどの赤飯・紅白餅・饅頭などの上にのせる飾りとして使われている。

ま つ ば
松 葉

松竹梅といえばめでたい飾りの代表格!昔から1年を通して緑色を保つ松は、長寿の象徴とされました。門松を門に立て「神様を待つ」めでたい木ともされている。

日本料理のあしらいではよくピックのように使われる。そのまま飾ってアクセントとしてもOK。

は つ ば き
葉 椿

椿は1年を通して緑色を保つ常緑樹であることや、挿し木でも増やせる生命力の強さから、長寿や子孫繫栄などを象徴として伝えられてきた葉。

つやがあり、しっかりとした葉は、料理に添えるあしらいや、箸置きとして使われる。

料理にあしらってみよう!

南天・松葉・葉つばきをアレンジレシピ

南天を料理に添えるだけ

料理の下に飾ってみて

少し緑を添えるだけで華やかに

※あしらいの葉は食べれません。観賞用飾りとしてお楽しみください。

黒豆を刺して立体的なアレンジ

のせるだけでもアクセントに!

自然のピックを楽しんで!

※あしらい用の葉は食べれません。観賞用飾りとしてお楽しみください。
※松葉は先がとがっていますご注意ください。料理を提供される際は先を切るなどしてご利用ください。

葉つばきをくるっと巻いて箸置きに(葉に張りがあるので巻く際テープで止めてもOK!)

花型の器の下でよりかわいく

手毬寿司を華やかに!

※あしらい用の葉は食べれません。観賞用飾りとしてお楽しみください。

あしらい(葉っぱ)が生まれる町

徳島県上勝町(かみかつちょう)の生産者たち

■ 生産者の様子

四国にある徳島県上勝町(かみかつちょう)は、人口約1400人、高齢化率50%を超える四国で一番小さな町です。徳島県のほぼ中央に位置し、徳島市からは約1時間の山あいにあります。
地形は平地が少なく急峻で大規模農業には向いていませんが、山あいの地形・冷涼な気候、高齢者の知恵があり「あしらい(葉っぱ)」生産には最適な場所でした。

平均年齢約70歳の生産者が参加し、年間を通じ季節に応じた商品を300種以上生産しています。高齢者や女性達に仕事ができたことで出番と役割が生まれ、町の雰囲気も明るくなりました。「忙しゅうて、病気になっとれんわ!」というおばあちゃんもいます。

■ 上勝町の地形・ゼロ・ウェイストセンターごみ分別の様子

この『あしらい(葉っぱ)』を生産販売する農業ビジネスは、高齢者がパソコンやタブレットを利用して活躍する姿が日本国内外から注目を集めています。2012年葉っぱビジネスは映画化され全国の劇場で上映されました。

また、上勝町ではゼロ・ウェイスト政策でごみを45分別する取り組みがあることから、たくさんの視察者が訪れるようになり町に活気が生まれています。