縁起木としての柏

5月5日の端午の節句には、縁起物として柏餅を粽と一緒にお供えする。
柏の名前の由来は、「炊葉の意味で食物を盛る葉からきている」と言われており
「食物を盛ったりその食物食物の上を覆ったり、下に敷くのものもみなカシハという」。
柏は、古来神事や慶祝の木として用いられ、それは、柏の葉は、他の落葉樹が色づき落葉する
秋から冬にかけて葉を落とすことなく枯葉が枝に残り、翌春に新葉が出るときに新葉と入れ替わるところから
「葉を譲る」という点が目出度いとされています。
上勝も柏の葉っぱの出荷が始まっていますが、残念ながら数量は、わずか・・・。
新しい苗木を植えていますが、まだまだ量が増えるには、年数がかかります。
果たして歳が足りるかどうか心配なところです。