文月

7月の和名は「文月(ふづき・ふみづき)」です。
この名前の由来には、七夕の夜に書物を風にあてて虫干しをする風習があったという説があります。虫干しとは、本や着物を湿気や虫から守るために、風通しのよい場所で陰干しすることだそうです。
今の時代の夜風にあてたら、逆にカビてしまいそうですが、昔の人の丁寧な暮らしぶりが感じられて素敵ですね。
ほかにも「秋初月(あきはづき)」や「七夜月(ななよづき)」といった呼び名もあります。
上勝町ではこの時期、晩茶の収穫や茶すり、桶漬けの作業が始まり、れんこん葉の出荷も本格化してきます。
また、山犬嶽では美しいコケの群生が見られ、見事な景観が広がっています。